ジャニオタの部屋事情

「ドヤちゃん、俺だって怒りたくて怒ってんじゃないで。ケロロもな、片付けられない冬樹に向かって言ってた。『新しいものに出会うために過去のものを捨てる』ねんて。要らないものがあったら新しい素敵なものが入ってくる隙間ないねんて。な？いらんものは捨てよう？」

 

オタクの習性に漏れず物が多い上に、小学校の通知表で既に整理整頓に「がんばりましょう」が並んでた生粋のサラブレッドズボラタイプ。見かねた彼氏が部屋片付けに来て4時間説教された。そのときに言われた漫画ケロロ軍曹での言葉をいつも頭の片隅に置いてる。

置いてるだけやけど。

幼い頃からとにかく整理整頓が苦手だった。小学校1年生の時、学習机を買ってもらうのと同時に自室を与えられた。リビングにほど近い６畳の和室。今は自室のベッドで寝ているが、当時寝る部屋は別にあったので、勉強机と本棚だけがあった気がする。その後何回か家の中での私の部屋の引越しが行われた。今は一番初めの部屋は次男が、二番目の部屋は物置に、三番目の部屋は長男の部屋となっている。現在の部屋には大学生になってから、どのタイミングかは忘れたけど引越ししてきた。一般的な家庭においての兄弟間の部屋配分事情はわからないが、こうも引越しを余儀なくされるものなのだろうか。両親の計画性のなさかな？ でも、引越した経験も引越す可能性もない私にとっては家の中での引越しはワクワクした楽しいものだった気がする。ちょっと特殊な田舎の古民家()に住んでいるのでなので今までの自室はどの部屋も完全に和室だし、っていうか水回りキッチンダイニングと増設した祖父母の部屋以外に床の部屋がない。だから幼い頃は床(フローリング)への憧れが強すぎて、縁側や板の間(窓際のちょっとした板張りのスペース)や押入れの中で生活しようと試みたこともある。もちろん未だに和室の有り難さは全くわかってない。現在の部屋も８畳床の間と板の間付である。板の間って言ってもあの旅館にある窓際の廊下みたいなやつ。私が求めているフローリングと違う。その板の間は全面窓？で階下の中庭が見渡せる。もちろんガーデン的な要素は一切なく砂利敷に飛び石置石石階段、鹿威し的な水道、松や紅葉が植えられ対面の茶室に繋がってるなんちゃって日本庭園。すごい趣ある。ただ、窓は木枠で雨戸も木で出来てるし網戸もないしほぼ閉めっぱなし。そして私の自室の電気提灯？雪洞？風やねんけどこれでもかってくらい光弱め。よって私の部屋なんか知らんけどめっちゃ暗い。

っていうのが前提の25歳絶賛ジャニオタ中の部屋をちょっと紹介したいと思います。

写真には２つ写ってないけど、部屋に漫画棚が５つあって把握してないけど3桁の漫画がある。ケロロ軍曹も全巻ある。

とにかく暗いので謎のイルミネーション（スノド魂くらいでテンション上がって買った雪の結晶型）とか読書ライト？とかで誤魔化す。

作業スペース。文房具大好きすぎて色々溢れてる。ポスターは貼らない派だけど初代ドリボの滝様がきっと10年ほど私を見守ってくれてる。

三誌コーナー。ほとんど読んでないからいつどの号を手に取っても新鮮な気持ちで眺められる。空いてる隙間にはジャニショの写真を収めたアルバムとか、いわゆる薄い本とかがしれっと積まれてる。

M誌とポ誌とその他のコーナー。隣に積まれてるのは解体しようと思ってるテレビ誌とか女性セブンとかファインボーイズなど。解体しようと、しようとは思ってる。

後は2002〜2007あたりの解体して積んだだけの大量のドル誌があったり、整理しようとは思ってるHDDから移しただけのBlu-rayやら各種円盤が積み重なってたりするところも、のちのち、のちのちね……整理しようと………………

 

そんな感じで、振り返ってみると片付けたと思ってたけどただ積んで床が見えただけの話だったのでこれからもっと精進しなくてはと思いました。

最後に私の部屋から見える景色でも載せときます。

庭師的な人が来る前なので剪定してなくて伸び放題だけど古民家に住んでる感は伝わるはず。雪とか積もるとめっちゃ風流。年に一回積もるか積もらないかだけど。

だからこそ！ものが少なくてお洒落な床(重要)の部屋見るとめっちゃ憧れる。床に住みたい。以上です。